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「真我開眼、修せざるは衣裏の宝珠」誰もが自分の中に宝を持っている。師は私に「柳は緑 花は紅」という言葉を贈ってくださいました。この言葉を胸に人生精進します。
高村教授・山下教授との質疑応答 (ラジオ福島HPより引用)
「放射線と私たちの健康との関係」講演会の質疑応答内容。是非ご覧下さい。

質問・炉心容器を取り出すという報道があったが、そうすると放射能が放出されるのではないか。まだ不安定な時期なのに心配いらないという理由はないと思うが?コンクリートで固めてしまったほうが安心すると思う。
・食物について放射性ヨウ素だけをとりあげているが、なぜセシウムをとりあげないか?
・福島市でも観測地点によって数値が異なるのはなぜか。正確な情報が必要と思うが?

答え・原子力の問題ですが現況、水をかけるだけでいいのか、冷却水が回れば反応が収まって、次のステップをどうするかというのは、その次の問題。(原子炉を)廃炉にする覚悟があればコンクリート詰めも可能だと思う。そうするかどうかは別の判断であると思う。ただ言えることは数日前から放射性物質の放出は明らかかに下がってきているので、現状の計画を注視したい。
・なぜ、放射性ヨウ素だけなのか、セシウムもあるじゃないかということについて。放射性ヨウ素の半減期は8日ですけれども、セシウムは30年です。体に入ると60日で半分になります。エネルギーの力はヨウ素に比べてはるかに低いんですが、セシウムは必ず入ります。じゃあ、放射線のセシウムは体に入ったらどこへいくんでしょうか?ほとんど尿で流されますが、一部は筋肉に入ります。しかし、それは半減期とともに減っていきます。
(チェルノブイリにおける)私たちの最大の研究成果は放射性セシウムをずっと食べ続けた人々がチェルノブイリ周辺に数百万人います。ここのレベルどころではありません。放射性セシウムで汚染されたキノコを食べ続けたという方がたくさんいるんです。でも20年フォローしてきて病気はなにも増えていません。つまり筋肉に入った放射性セシウムは半減期が体の中で60日で消えていきますし、ベクトルも非常に低いので、まったく心配しなくていいというので、今日、放射性セシウムの話をしませんでした。ましてや水道水の中ではフィルターで全部抜かれますから、水の中に出てくるのは放射性ヨウ素だけです。しかし、井戸水は注意が必要ですから、しっかり(数値を)計ることが大事だということです。
・福島市でも場所により数値は異なります。理由は(放射性物質が)均一に降り注ぐわけではないから。スギ花粉がまだらに飛ぶのと同じです。フワフワ浮いてそういう環境にとどまる密度は全て異なります。数マイクロシーベルトは誤差範囲です。ミリシーベルトでは誤差範囲はありません。マイクロシーベルト0コンマ01から0コンマ2というのは誤差範囲ですから、市内でこのくらいの変動は当然あります。おっしゃるとおり市内の平均で出せばいいんです。しかし、その観測ポイントがどこそこというふうに登録されているので、そのデータを出すということになります。半減期とは、例えば10という放射線のレベルが5になるのにかかる日数です。放射性物質は壊れていきます。壊れていくというのは安定なものに変わっていくんですね。その時に出す放射線の量が半分に減少する期間という意味で半減期といいます。

質問・飲料水、洗濯水、生活水そして食べ物について「安全だ、安心だ」と言いますが、それならなぜ、官房長官が「茨城で採れたほうれん草を食べるな」「川俣で採れた原乳を廃棄しろ」というのか。本当に安全ならば全国民がほうれん草を食べ、福島の牛乳をのんでもいいのではないか。それを、福島県民は汚染された食べ物を食べてもいい、飲み水を飲んでもいい、洗濯に使ってもいい、牛乳も飲んでもいいという。福島県民は生きていくために食べなくちゃならない、飲まなくちゃならない。だったら枝野官房長官が、今、先生がおっしゃったみたいに大丈夫ですよと言えないですか。原発がどうなるかわからない時に私たちが不安なのは、これから先、飲まなくちゃいけない、洗濯しなくちゃならないということ。いくら安全だ、体に入るのはこのくらいで半減期があるから安全ですよといわれても・・・。もちろん、広島、長崎に原爆が落とされて被爆しても70歳も80歳も生きた方々はいます。でも、その人たちの子孫が白血病、先生たちは甲状腺の権威とききましたが、甲状腺の病気、子供の奇形、そういったものは全然ださないで・・・。私たちの不安はそこにあるんです。乳幼児、妊婦、女性がいち早く避難しなければならないのは、そういう人たちに対しての被爆の影響があるからでしょう。今、福島にいる私たち女性、若いお母さんたち、女高生、そういう人たちに対しての安全宣言というのが、一つも聞かれない。私が聞きたいのは、今現在、福島市の水が安全なのかどうか、それを飲料水として味噌汁に使えるのかどうか、洗濯してもいいのか自分たちが自家栽培した野菜を食べていいのかどうか、今食べていいのか、それが聞きたいんです。

答え・そうですね、それが皆さんの声の代表だと思います。
今、安全宣言はできません。しかし、今のレベルの水を飲んだ人もまったく心配いりません。一回計られて、基準値を超えたというのであれば、枝野官房長官じゃなくともこれはだれでもそういうふうな指示を出します。じゃあ、ここで今、汚染されたミルクを飲みなさいと言って、皆さん飲むでしょうか?飲まないですよね。福島県民だけにそういうつらい思いをさせるということは許されません。日本国民全部がそれをわかちあうべきだと思います。だからこそ風評被害を減らすために、私たちはここに来ています。枝野官房長官には、今日、連絡をしましょう。ここにきて食えと。まさにそういう事ですね。

質問・福島市として放射能濃度が高い。それが福島市の盆地、あるいは立地条件なのか、何か高くなる要因があるのか。
・我々、ずっと住むということは水を飲まないと生きていけないので、水が大変心配です。それで、水道水が安全なのか、それとも福島は扇状地でちょっと掘ると井戸水が出まして、井戸水を使っている人が大変多いんです。今のように短期間ですね、長期間のスパンでなく短期間ならば地下水の方が安全だとか、濃度的にどのくらい(の単位)ならば、飲めるかということを教えていただきたい。
・旧ソ連がチェルノブイリ事故後に味噌を大量に輸入したという。味噌をたくさん食べると健康にいいというようなことがあったと噂で聞いたが、その信憑性はいかがか?

答え・まず、水について。水道水で問題になるのは放射性ヨウ素だけです。セシウムはフィルターで取られてゼロになりますので、たとえ少し汚染されてもゼロになります。放射性ヨウ素はそのフィルターを通り抜けますから、このレベルが問題です。原則的には、確か300ベクトルパーキログラムということで単位が出ています。各地区の水道水は定期的にチエックされていますから、今の勧告では、それを越す場合には飲まないほうがいいでしょう。しかし、ボイリングしたり、あるいは洗濯に使う分にはまったく問題ないし、その水は8日間の半減期で拡散されていってほぼゼロになります。
今の放出がなければ、もう数日すると安全宣言が出ると思います。・それからもう一つ、どこに溜まりやすいかという話です。同じような地形にあってもどこにたまりやすいか。当然、雨が降って高き所から低きに流れる、低い所に溜まります。これは原則です。じゃあ将来これが地下に入って地下水を汚染するかということは、まずありません。地下の微生物あるいはフィルターの効果は非常に強いので地下水に到達する前に半減期でもうなくなっています。ですから、原則、地下水はまったく心配ありません。
・それから味噌の話ですよね。その味噌を配ったというのは、私、初耳でした。放射能と味噌という関連はよくわかりません。それが特に効果があると思いませんが、一般的に植物性のタンパク質で塩分も適当に含みますから、そういう意味では栄養補給にはいいと思いますが。放射能関連ということはあまりないと思います。

質問・毎日毎日、放射線量が、今、話題になっている何マイクロシーベルトと発表になりますが、今朝の新聞を見ると、乳製品が汚染されている、ベクレルということで、シーベルトでいうと本当に少ない量のところでも汚染があると。実際、我々が関心のあるのはそういう水とか乳製品とか、そういうものが汚染されることに関心があるんですが、報道されているこのマイクロシーベルトの汚染というのは、パラレルなんでしょうか、全く別のものなんでしょうか。

答え・汚染はたぶん、ベクレルで単位されていて、我々の被爆線量はシーベルトという単位なんです。これを換算します。今、なぜ、乳製品が高いかというと、放射性物質は大地にたくさん降っているんです。その雑草を食べた牛の乳には放射性ヨウ素が濃縮されるんです。これがひとつの原因です。そのために原乳を計ると放射性ヨウ素が高く出る。ほかの植物、食材よりも高いということが常識です。これは汚染されたものを飲まなければいいんです。これは輸出あるいは流通には乗らないと思います。チェルノブイイリで子供の甲状腺癌が増えたのは、残念ながらこの汚染されたミルクを子供たちが飲み続けていたんです。これが原因です。ですから、日本の国でも、あるレベルになると飲まない。捨てようと言っているわけです。これは子供に特異的に起こった現象です。

質問・先生方はWHOにもいらっしゃったということなのでお聞きしますが、うちの教員のアメリカ人は国家から安全圏に避難するということで母国に帰っております。この時、気になったのですが、避難の距離が80キロとか90キロとか非常に長いですよね。そうした国際的な違いというのは何を根拠にしているのでしょうか。

答え・根拠はないです。基本的には放射性降下物がどのレベルかということで、各国で決めます。少しでも検出されれば、危険といえば危険というふうに判断します。アメリカは関東平野まで飛んでくると考えたのでしょう。実際に飛んでいます。しかし、私が強調したいのは、そのレベルでは健康影響は全く出ないということです。ただ、外国人は日本人と心中する必要は全くありません。そういう意味では私は遠く離れたアメリカがそういう判断をしたのは理解できますし、明日、外国人記者クラブでこの福島の現状、あるいは原発について説明するつもりです。つまり国際基準はなくて各国で設定しています。

質問・現実的な問題として、洗濯物を外に干してだいじょうぶか。
・あとは、福島県は農業県で、果樹や畑がたくさんあります。今後、その土を使って、畑や田圃で果樹栽培などをおこなっても大丈夫か。
・今、福島県から各県に避難している人がたくさんいるが、その人たちがいつ福島県にもどれるのか。

答え・洗濯ものについて。屋内退避ところは部屋の中に干すほうが安全です。放射性のチリの付き方は20分の1から10分の1くらいになります。(農作業について)これは政府が責任をもっておこなうべきで、これなくしては農作物あるいは農業の再開はできません。ですから政府の情報公開が第一になります。まず、モニタリングで計ることによって、安全宣言を出すということが、復興の第一歩になると思います。

質問・報道で基準を超えた牛乳を1年間飲み続ければと、表現しているが、具体的に1日に何ミリリットル飲み続けるというような、具体的な量を知りたい。
・地下水ですが、水道が通っていないので地下水(井戸水)のみを飲んでいるが、この水に放射性物質が含まれているかどうかはどこで調べればよいか。

答え・地下水については県で計ってくれると思います。たぶんにこれは県民の井戸水にたいする安心、安全を保つことであろうと思います。
・牛乳を飲み続ける量のことですが、一番高い、たとえば1万5000ベクレルというのであれば1リットルを飲み続けた場合の一年間の量がCT1回の6ミリシーベルトに相当するというコメントなんです。

質問・老人を預かっている事業所を持ち、そして職員とその家族を預かっているものです。もう少し、こうしてああすれば安心と、わかりやすく言えばこれとこれをすれば安心ですよということを教えてほしい。

答え・科学的に言うと、環境の汚染濃度マイクロシーベルトが100マイクロシーベルトパーアワーを越さなければまったく健康に影響をおよぼしません。ですから、5とか10つか20というレベルで外に出ていいかどうかは明確です。昨日、いわき市で答えました。いわき市で外で遊んでいいですかと?どんどん遊んでいいと答えました。福島も同じです。心配することはありません。

質問・今日、マスクをしてきたがそれについては?

答え・これは花粉症に効くでしょう。放射性の物質をどれだけブロックするか、皆さん濡れタオルを口にあてたことがありますか?窒息しますね。そんなことを新聞は平気で書いていますね。これは気休めです。でも気休めを言わなくちゃいけないようになってるんです。基準がそう書いてあるから。だから、皆さん、マスクはやめましょう。

質問・ベクレルとたぶんシーベルトが今後ごちゃ混ぜで出てくると思うが、公式発表を統一した形でシーベルトに揃えるという事は可能でしょうか。

答え・それは出来ないと思います。1ポイントでベクレルという放射線を出す力の汚染のベクレルと受けた時の実行線量のシーベルトは式を換算しますから仮定の上に仮定を立てるので実測値しか出さないと思います。

質問・胃のレントゲンで600マイクロシーベルト、あるいは飛行機で成田―ニューヨークを往復すると160マイクロとか、これはレントゲンでも放射線をだすのだから、現在、空気中に放射性物質が拡散しているところで、何マイクロシーベルトだと単純に比較することに   整合性があるのか。また、ガソリン不足で会社まで2時間くらい自転車をこいでいる、これは汗をかいて運動しまがら外を歩いていることになるわけだがだいじょうぶか。

答え・今、外に出て2時間くらい自転車をこいでも、まあ、うれしいことに、あるいは残念なことに20歳以上の男性はまったく影響はありません。どんどんやってください。最初の質問なんでしたかね。

質問・放射線を直接浴びるのと、放射性物質があるところにいる場合の放射能の量、その整合性です。

答え・外から浴びること、レントゲンその他が外部被爆です。今の質問は中から入っていく内部被爆と同じく考えていいかという話ですね。内部被爆のほうが10分の1、そういうリスクが少ないんです。でも、それも外部被爆と同じような基準で議論をします。2つのスタンダードを作るという事は混乱しますから内部被爆も外部被爆も同じような   基準を作っています。ですから、今の基準は安全に対して幾重にも厳しくなっているとお考えください。

質問・私は原子力発電はなくなったほうがいいと思うが先生の考えは?

答え・私は原爆を浴びた両親から生まれましたから原爆二世です。しかし、こうやって元気に仕事をしています。高村先生は被爆三世です。そいいう意味で考えますと科学に善悪、良し悪しはない。原子力発電所を我々がコントロールすれはいい。これから学ばなくてはいけないが、全廃とかあるいは原子力発電が悪いという考えは持っていません。では、それをどのようにして管理するかというのが大きな議論になると思いますので、ニュートラルな立場でこれを不要だとは言えませんし、言いません。参考になるかもしれません。永井隆をご存知ですね。「長崎の鐘」の永井隆は、被爆直後、瀕死の重傷で日の丸を書いて復興にあたります。「みどりさん」という奥さんを亡くしましたが、家に帰ることなく彼はその後3ケ月間、荒野で被爆者の救護にあたりました。その時の救護報告書が10月の初めに書かれました。まったく何もない中で、二百数十名の被爆者の健康影響を書いて、最後に彼はこう書いています。祖国は敗れた。国は壊滅し荒野になったと。しかし、この思いは日本人、日本国民が科学者をないがしろにしたせいであると。彼は放射線科の先生でした。だから原子力の知識もありました。先に欧米が原爆を開発したということで非常に悔やみます。同時に、この惨禍を乗り越えるためには、このエネルギーを「善きもの」として、世界の幸福のために使うべきだと。いうような事を彼は述べています。そういう意味では科学をコントロールする力を持つことが我々の責務だと思いますので今の質問の答えにはなりませんが、そのように答えさせていただきます。

質問・3月18日の全国紙で同じ長崎大学の教授の方がその急性的な200ミリシーベルトという、その症状的なものだけでなく積算値として私たち福島でも最初20マイクロシーベルト、それが10日続いているような状態で、単純にその日にち、時間で1年で計算した場合に、放射線従事者が緊急時に100ミリ認められている数値を超える。その急性的な症状はわかるんですが、その積算として緊急時に100ミリ、それを超えるような数字になることに対しての危険性、さきほど細胞は再生するのでその恐れはないという話でしたが、積算値に対する危険性はどうなのか、食物や水から積算される事もあると思うが、その危険性は?

答え・内部被爆で少量、長期間浴びた場合に、それがあるレベルを超したら1回こっきり受けたのと同じ量ということでしたが、これは防護上は同じと考えて防護します。
しかし、生物学的には圧倒的に少量浴びる方が傷害が出ません。これは明確に疫学的に証明されていますし、動物実験でも細胞のレベルでもわかっています。これは安全防護の基準上、積算で超えたら危険、だから逆算して、いつもこういう話をしています。わかりにくいですが、少量の慢性被爆の影響は非常に低いと思って結構です。圧倒的に原子力発電所で働いている方が100ミリシーベルト受けたものと我々が福島に一年間いて100ミリシーベルト積算して受けたものでは明らかに危険度が違います。だから我々は原発の職員を心配しています。

質問・今、川俣で土壌が汚染されて、ミルクに影響が出ているが、このまま1ケ月後完全に終息して、(放射性物質が)でなくなった時、通常値、普段の(安全な)レベルにもどるのにどのくらいかかるか。また、風評被害を払拭するにはどうようにしたらよいか。

答え・いつ安全宣言をして、いつその中に入っていけるか、あるいは今の土壌が安全かどうかというのは政府の責任で測定をして決めます。だから、土壌の汚染がどのくらい残るかということで最も重要なのはセシウム137です。30年の半減期があるわけです。ですから、これが消える間、あるいは安全になるレベルというのが安全の基準になります。福島県産のものが、いつ流通自主規制がなくなって皆さん安心して食べられるかということは数値でしか判断できません。200ベクレル、あるいは300ベクトルで決まっているので、基準以下になったら議論の必要はありません。それは農水省と厚労省が両方で決めます。

質問・15歳の娘がいるが、子供のことが心配。今、3号機を冷却しているが、あれは使用済核燃料でそこから出るのは放射線でなくて、中性子ではないか。中性子線は放射線と違ってコンクリートやガラスを全て通りこして、人体を滅ぼし、80キロ圏内では中性子線に被爆すると情報があった(ネットで調べると)。中性子線とはどんなものか、人体にどんな影響があるか。また、福島市は原発から60キロなので、仮に爆発して、中性子線が放出されたら大丈夫か。

答え・中性子線は熱戦と同じでエネルギーなので、ある一定の距離しか届かない。中性子線を被爆すると、なにが一番怖いか。自分の体の元素が破壊されます。 JCOの事故を思い出してください。2人が被爆でなくなりました。これは臨界事故といいます。 まさに原発の中における臨界と同じことです。今、出てくるのはそういう状況と違って、たまっている放射性物質が冷やされないで出てくる状態で、私の理解する限り中性子線は出ていないと思います。臨海事故ではありませんから。それに、その届く距離は鉄筋コンクリートを突き抜けますが、数百メートル、数キロメートルしか届きません。ですから、10キロ、20キロ避難したところには絶対に中性子線は届きません。これは、長崎の原爆が証明しています。中性子爆弾として爆発された中性子線は、2・数キロのところで止まりました。これはウラン燃料を99%に濃縮した爆弾です。ここは3%のウランを使っています。まったくエネルギーも違いますし、ここで中性子線の心配はまったくありません。

質問・放射線が首にあつまり、甲状腺癌を引き起こすと聞いたのですが、皮膚からの進入を防ぐために首にタオルを巻いたほうがいいと聞いたが、間違いか。

答え・単純に気休めです。唯一の心配は、ミルクに入った放射性ヨウ素を飲み続けることで、その放射線ヨウ素が甲状腺に入り、内部被爆を引き起こす。外をいくらブロックしてもだめ。中に入るものをブロックしなければだめです。汚染されたものを飲まない、食べないことです。

質問・結婚したばかりで、いずれ子供が欲しいが、母体や子供への影響があるのか。
特に、夫婦で男がだめとか女がだめとか。

答え・これはすべて放射線の量です。ある一定量以上浴びるとよくないが、現状が、たとえば1ケ月間、終息しなかったとすれば、それは避難したほうがいい。現況が、ここ1週間で終息すれば、何ら問題はない。それ以上はわかりません。

質問・実家が、原発から10キロから20キロ圏内の南相馬なので、避難してきたが、いつになったらもとの生活にもどれるのか。原発の状況や放射能の測定値、今までの事故を参考に環境面、衛生学から見た見解を伺いたい。

答え・日本チェルノブイリ連帯基金というボランティアグループがあるが、そこから福島は放射能が危険だから、NGOやボランティアが入っていけないと連絡があったので、大丈夫だと話をした。早晩、事故が終息すれば、早い段階で安全宣言が出されると思います。そのための全責任は国が負って安全宣言をします。国に強くお願いして、まず、測定をする。汚染が大前提で避難をしたので、その地区が安全かどうかは、環境モニタリングをして、評価をした上で帰るということになる。だからいつとは言えない。ボランティアはすでに南相馬に入っているから、それほど危険とは思っていない。

質問・福島市飯野で酪農をしている。牛乳から放射能が出てくるのは降下物のせいと話されたが、乳牛は屋内に保管された牧草や配合飼料を食べ、地面に生えている草は食べてない。人と牛が共通にしているのは、空気と水。降下物は空気や水に影響をあたえるのか、姪がまもなく出産するので、影響があるのだろうか。心配だ。避難させたほうがよいのか。

答え・妊婦は当然、汚染ゼロのところで生活すべき。しかし、今の汚染が安全か安心かの話になると、国のスタンダード標準からいえば30キロより遠いところは心配いらない。
私が、もしそのような立場で心配ならば、より遠くに避難したほうがいいと思う。なぜなら避難させなかったばかりに、何かあった時の後悔をするのは親であり、祖父母で、そういうことからみて、これは理論ではない。理性ではない。感情論として行動していい。心配であれば、その値を客観的に判断して避難することは、恥じることではなく、可能であれば誰にもとめられない。

質問・もう一つ。地震以降、停電、断水が続き発電機を使って牛の世話をして、搾乳をしてきた(全て廃棄しているが)。今後、もう一度、ここで仕事が出来るか。それを聞きたい。

答え・必ずできます。きびしいと思うが、是非、乗り越えて欲しい。

質問・中学校の教師だが、生徒が屋外で体育の授業を受けたり、部活をしても大丈夫か?モニタリングの結果、念のために、屋内退避の支持を出すとすれば、その基準は教育委員会が設定すべきか。

答え・おっしゃるとおり。子供はまもらなくてはならない。
大人は20歳をすぎればほったらかしても大丈夫。教育委員会はその責任がある。

質問・その基準は?

答え・100マイクロシーベルトパーアワー、それ以上になると屋内退避すべき。

質問・土壌汚染が気にかかる。セシウム137は半減期が30年と聞いたが、福島市にも降っているのか。

答え・降っています。日本全国、あるレベルまで全部降っています。30年という半減期でも微量なものであれば全く心配ありません。

質問・現時点で取り組まれているスクリーニングはどんな意味を持つのか。マンパワーを別なところにまわしたほうがいいのでは。

答え・被爆かどうか、わけるには最初にスクリーニングすることが決まっている。その線量は極めて安全なレベルで、除染の必要がある人はいまの数をこなしてもゼロだった。ほんとに安全なんです。1000カウント、10000カウント、15000カウントあったとしても実は体になんら影響を及ぼさない。洗う服を脱ぐだけですむんです。でも、計らないとわからない。皆さん、はじめてCPMとか、大気中に放射線があるとかわかりましたから、これを次の教訓に活かすべき。しかし、今は国の流れで計らないといけない。おっしゃるとおりマンパワーが足りないんです。

質問・土壌汚染のことですが、毎日、福島の野菜を食べているが、地上に落ちた放射能は堆積しないのか。雨も降る、これから3ケ月、6ケ月、1年と続いていくが、安全なのか?成長する野菜の中にとりこまれないのか。

答え・土壌から取り込まれる不安、それはあります。野菜も植物も出荷する前に検査される、あるレベルであれば心配はない。2つ目、蓄積されるといいましたが、これは拡散される。そして、雨が降ればどんどん拡散される。雨が降ることは天の恵み、雨は歓迎していい。その条件は、今の事故現場から放射性物質が、もう出ないことが大条件だが。今は、数日間、止まっているので、これが続くことを念願します。いまいった心配はおそらくなくなろうと思うが、絶対はないので、もう一度、大きな事故があれば考えなおします。今の段階での解釈です。
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職業:
カリスマオフィサー
趣味:
photo(Canon EOS user)
自己紹介:
出身・在住 福島県
幼少はオルガン・書道・バレエと文化系で体も弱く運動が苦手でした。小学3年で担任の先生にテニス・卓球などいろ②教えてもらいスポーツ少女へ。小4でバスケに出会い高校までバスケをしていました。
平成2年6月車に飛ばされ車椅子になりましたが、車椅子になってもバスケットボールができることを知り競技の道へ。

1999年三上監督率いる女子車椅子バスケットボールチームは福島大学人類文化白石先生のメンタルトレーニング指導を受け、2000年シドニーパラリンピックでは目標どおりの銅メダルを獲得しました。
※白石豊先生は、福島大学教授。メンタルトレーニングの第一人者。ゾーン、ゴールデンエイジなどの言葉を生んだ方です。門下生には、日本人女性初のWNBAプレイヤー萩原美樹子氏、バンクバーオリンピックスピードスケートパシュート銀メダリスト田畑真紀選手、元日本ハムファイターズコーチ白井一幸氏、FIBAワールドカップ南アフリカ大会日本代表岡田武史監督など、著名な方々を多数みてらっしゃいます。

経歴:
1992年3月車椅子バスケットボールを見学、以後半年以上ただ見学
1992年9月福島県身体障害者スポーツ協会主催の車椅バスケットボール教室にて三村一郎先生(長野県障害者スポーツ協会理事長)と出会い選手の道へ
1993年1月JWBF選手登録
1994年ゴールドカップストークマンデビル大会代表デビュー(7位)
1996年アトランタパラリンピック出場(5位)
1998年ゴールドカップシドニー(4位)
2000年シドニーパラリンピック(銅メダル)
2002年ゴールドカップ北九州(4位)
2004年アテネパラリンピック(5位)
2005年腰椎の疲労骨折により代表引退
2008年北京パラリンピック(4位)代表復帰
2010年ゴールドカップ バーミンガム代表(7位)
2011年ロンドンパラリンピックAOZ予選(3位)
2015年リオパラAOZ予選(3位)
2015年現役引退
職業:団体職員
(公財)福島県障がい者スポーツ協会

役職:
(一社)日本パラリンピアンズ協会理事
福島県障がい者スポーツ指導者協議会事務局
福島県障がい者スポーツ支援ネットワーク理事
ふくしまchallenged sports club代表
特技:車椅子バスケットボール
趣味:美味しいものを食べ歩き、カメラ(Canon 7D user)

一番好きな曲:What A wonderful world.

家族:チャアコ,マーレ,バディ(dog's)メソ,ゴマ,アテ,モコ,アイナ,ニャークロ,グランディス,アバレンボウ,ギントキ,ロング,アメニ,ジンジャー,モウ(cat's)カーコfamily&チュンチュコチュンfamily(bird's)

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アラスカで出会った写真家松本さん、マッキンリーでカマクラ掘ってオーロラを撮り続けています。
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